一般的に体脂肪とまとめて呼ばれている脂肪には2種類あります。
一つは皮膚のすぐ下、筋肉の外側についている皮下脂肪。
もう一つは、内臓の周りにつく内臓脂肪です。
同じ肥満でも脂肪のついている場所によって皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満に分けられます。
最近注目されているメタボリックシンドロームの原因となっているのが内臓脂肪型肥満です。
腹部の内側に脂肪が溜まる為、お腹周りがポッコリする人が多く、リンゴ型肥満とも呼ばれています。
しかし、見た目は太っていなくても内臓に脂肪が蓄積されている隠れ肥満の人も少なくありません。
皮下脂肪と違い、実際に触れる事が出来ない為、気がついた時にはかなり進行している場合もあります。
主に、食べ過ぎと運動不足が原因と言われています。
それにより内臓脂肪ができ、必要以上の内臓脂肪ができると代謝の異常が生じます。
ここでは、そんな内臓脂肪型肥満の危険性と、診断法について説明しています。
内臓脂肪型肥満のほとんどの場合、食べ過ぎや運動不足が大きな原因となっています。
摂取したエネルギーと消費するエネルギーのバランスが崩れるため、消費できない余分なエネルギーが脂肪として体内に蓄積されてしまいます。
内臓周りに余分に蓄積された脂肪はホルモンのバランスを崩し、内臓を圧迫します。
高血圧や高脂血症になり、生活習慣病を引き起こします。
正常な人に比べると、内蔵脂肪型肥満の人の病気になるリスクは非常に高くなります。
糖尿病で5倍、高血圧で3.5倍と言われています。
その他にも、不妊症で3倍、痛風で2.5倍、心臓病で2倍、関節疾患で1.5倍ものリスクがあるんです。
また、寝ている間に呼吸が止まってしまう、睡眠時無呼吸症候群になる可能性も高くなります。
まずは腹囲を測ります。
男性で腹囲85cm以上,女性で90cm以上の場合は内臓脂肪の過剰蓄積の可能性があります。
中年以降であり、リンゴ型(上半身肥満)の体形である 。
また、お腹が出ているにも関わらず、皮下脂肪を少ししかつまむことが出来ない人も危険です。
血中のコレステロール,中性脂肪,尿酸,血糖値など,あるいは血圧が高めの人も内臓脂肪が影響していることが考えられます。
正確な内臓脂肪の量を知る為には病院でのX線CTスキャンの検査が必要です。
しかし、最近では市販の体脂肪計や体組織計でもかなり正確な数値がわかるようになりました。
1万円前後で販売されているので、おすすめです。