内臓脂肪ダイエットを諦める

交通機関の発達、自然の減少、忙しい毎日。
そんな中で現代人の運動量はどんどん減っています。

その反面、食生活は豊かになり、欧米化していっています。
古き良いき日本の和食文化は若い人の間で敬遠されるようになりました。

運動量の少ないままカロリーの高い食品を摂取し続ける。
そのシワ寄せが今、メタボリックシンドロームの増加という形で現れています。

気がつけばポッコリお腹が出ていた。
初めはダイエットを試みるものの、運動するのはつかれるし、美味しいものの誘惑には勝てない。

結局は、「美味しいものを食べれればそれで幸せだからいいや。」とダイエットを諦めてしまう。
しかし、主に内臓脂肪が原因のメタボリックシンドロームは見た目が太っているなどといった表面上の問題ではありません。
糖尿病や脳梗塞などの命にかかわる生活習慣病の危険が迫っているんです。

今回はそんな内臓脂肪型肥満の危険性と諦めないダイエット法について紹介します。

内臓脂肪型肥満の危険性

内臓脂肪は一般的に腸を覆っている「腸間膜」という薄い膜の周りについています。
腸間膜にはもともと脂肪などついていませんが、食べ過ぎて中性脂肪が使いきれない場合に蓄えられてしまいます。

内臓脂肪の細胞からは、さまざまな生理活性物質(アディポサイトカイン)が分泌されます。
適度な量の内臓脂肪は良い働きをする生理活性物質を活発に働かせます。
内臓脂肪が増え過ぎると、不都合な働きをする生理活性物質が増え、良い働きをする生理活性物質の分泌は減ったり働きが鈍くなったりします。

つまり、内臓脂肪がたまると脂肪細胞から糖尿病や高血圧症、高脂血症を引き起こす悪い生理活性物質が多く分泌されるんです。
その結果、血管の炎症や血栓をつくりやすい体になります。
反対に血糖値をコントロールしやすくしたり、動脈硬化を抑えたりする良い生理活性物質の分泌は減り、動脈硬化が進みやすくなります。

諦めないダイエット法

まず、皆さんがダイエットを諦めてしまうのには結果を求めすぎることが原因のひとつにあります。
体重や見た目などに変化が起こらないとダイエットが失敗したと思い、ストレスとなります。
その為、ストレスまかせに食べてしまってリバウンドしてしまうことも少なくありません。

すぐに結果の見えるダイエットはリバウンドもしやすく、太りやすい体をつくる原因になります。
目標はスリムになることよりも健康になること、と考えましょう。
じっくり時間をかけて自分の出来るペースで始めることが大切です。

1駅前に下りて30分歩いて帰宅する。
ご飯を半分にしてゆっくり時間をかけて噛んで味わう。

3ヶ月後、半年後、1年後にメタボを脱出するつもりで自分にあった長いスパンの計画を立てましょう。


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